帝國海軍と海上自衛隊のシンボルマークである「桜にイカリ」入りの【コーヒーカップ&ソーサー2客】と【海軍復刻ティースプーン(捧吉右衛門商店製紅茶匙)2本】のセットです。
【コーヒーカップ&ソーサー】
旧海軍に洋食器を納入していた名陶(名古屋陶器)の流れを受け継ぐ鳴海製陶株式会社(Narumi Corporation)製です。
テーブルを鮮やかに彩る、世界最高水準の品質を誇ります。
世界中で愛されている「NARUMI」は食器の老舗ブランド。
使い込むほどに味わいと愛着が深まります。
ナルミのボーンチャイナは薄く繊細でありながら丈夫です。
一般の磁器の2倍近くの強度を持つと言われ、その素材の強さとボーンアッシュの含有率は世界トップクラス。
優れた透光性と料理を味わい深い表情に見せる暖かみのあるアイボリーホワイトは、世界でも群を抜く美しさであると高い評価を受けています。
<コーヒーカップ>
大きさ:L103mm・S81mm・H67mm
容量:190cc
<ソーサー>
大きさ:D155mm・H21mm
日本製(ボーンチャイナ)
※電子レンジでご使用になれません。
【海軍復刻ティースプーン(捧吉右衛門商店製紅茶匙)】
海軍省購買工場に指定されていた「捧吉右衛門商店(現・燕物産株式会社)」は、横須賀や呉の海軍軍需部にカトラリーを納入していました。
その中で、接待用として用いられていた高級品「紅茶匙(ティースプーン)」をこの度燕物産株式会社さんに復刻して頂きました。
材質は当時と同じ洋白(ニッケルシルバー)。一般実用向けのステンレス製品とは異なり接待用として用いられた高級品です。
デザインも高級で、19世紀初めのイギリスで登場した「キングスパターン」という貝をモチーフにした模様を基本にしています。
キングスパターンは、英王室のほか、英海軍や米海軍の高級食器にも用いられていました。
日本海軍のものは、キングスパターンを基本として「桜に錨」の海軍錨をあしらった独自のデザインとなっています。
柄の裏面に彫られていた「SASAGE」の文字も復刻されています。ただし、食材をすくう部分、丸い「つぼ」の裏にあった貝の模様は再現ができませんでした。
時代の流れで、現代の燕には継承されていない技術も過去の日本海軍洋食器には使われていたのです。
<解説> 海軍史研究家 齋藤義朗
大きさ:長さ約12.7cm
材 質:洋白(ニッケルシルバー)
日本製