アーティスト 河崎海斗氏がデザインしたウォッシュ加工を施したシーチングバッグ。
金属工芸技術のひとつである「鋳金」という技法を基盤に、金魚やカエルなど身近な生き物をモチーフに製作に取り組んでいる河崎氏。
鋳金とは、木や粘土などで作った鋳型に溶かした金属を流し込み、冷却して形を作る日本の伝統技法です。
2025年には「朱色和金」で第19回「藝大アートプラザ・アートアワード」の小学館賞を受賞するなど、新進気鋭の作家として各所で注目を浴びています。
そんな彼の代名詞ともいえるのが「金魚」をモチーフとした作品の数々ー。
「自然が生み出すモノがこの世で一番美しい。その究極の美しさを、人間が生み出した技術である金属で表現したい」と語る。
様々な工程を経て完成する鋳金の奥深さを表現したイラストレーションをプリントした、やさしい風合いのシーチングバッグ。
ウォッシュ加工を施したコットン生地ならではの軽さと柔らかさが、存在感のあるイラストレーションとベストマッチ。
普段のコーディネイトにも取り入れやすく、デイリートートとしてはもちろん、小さく折りたためるのでエコバックとしても大活躍します。
●大きさ:約37cm×約31cm
●素材:綿100%
■河崎海斗
広島県呉市出身、東京藝術大学大学院 工芸専攻鋳金研究室在籍。
金属という無機質な素材を用いながら、生き物や自然の色彩、空気感を繊細にすくい取る作品で注目を集めている。
金魚やカエルなど身近な生き物をモチーフに、鋳造・着色・研磨といった伝統的な鋳金技法を基盤としつつ、金属の酸化や硫化による色の変化を積極的に取り入れ、「時間」や「移ろい」を内包した表現を探求。
とくに金属が持つ本来の色や質感を活かした着色表現は、作家の大きな特徴のひとつである。
幼少期を過ごした呉の風景や、日本の自然、失われつつある技術や記憶へのまなざしを制作の根底に据え、「美しいものを未来に残すこと」をテーマに作品制作を続けている。
写実的でありながらどこか懐かしく、見る人の記憶に静かに触れるその作品は、工芸の枠を超えた広がりを見せている。
■港町 呉で誕生 HUG KURE LAB.
「HUG KURE LAB. -接ぐクレラボ-」がある広島県呉市は明治以降海軍で栄えた街。
現在も海上自衛隊の基地があり、「HUG KURE LAB. 」の本体である株式会社制服のフジは、1960年に創業し、海上保安庁・海上自衛隊の制服・グッズの製作・販売をしてきました。
その60数年で培った技術・設備を活かし、新たなプロダクトを開発・製作する場として、2021年9月に【HUG KURE LAB.-接ぐクレラボ-】をOPEN。
縫製工場・刺繍工場があるビルの 1 階を“魅せる工場&ラボ”として改装し、閉まっていたシャッターを開け外を行き交う人から縫製風景が見える場を作りました。
店名の「HUG(はぐ)」は、洋裁用語の一つで、布を縫い合わせる・接ぎ合わせるという意味を持つ「接ぐ」に由来します。
この場所が、 街と人を繋ぐ場になればという想いを込めて「HUG KURE LAB. -接ぐクレラボ-」と命名 しました。


















































































