けん玉のルーツ、「日月ボール」生誕の地、呉市より、その誕生から100周年を来年に控えた今、
見た目がそのまま地名の“ゆるキャラ”「呉氏」とコラボした、その名も「呉氏のけん玉」が発売!
ベースとなる「けん玉」には昨年のKendamaWorldCup2017にて発売され、
初心者から上級者まで評価の高い、TK16ORIGINAL(ティーケーイチロクオリジナル)シェイプの「けん」を採用し、
「玉」は、静止系の技にも止まりやすい「マット塗装」に加え、一目で「呉」をPRできる「呉氏」ペイントを施しました。
パッケージには、「けん玉の歴史」から始まり「呉との関連性」、そして「けん玉の持つ魅力」をご紹介しております。
従来のけん玉ファン、プレーヤーの方はもちろん、呉氏のファンの方々、全くけん玉を触れたことのない方にも、
是非ともこの機会に「呉」と「けん玉」に興味を持っていただければ幸いです。
●材 質 本体:ブナ材 付属:ひも(ナイロン) 日本製
●監 修:一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク www.gloken.net
●製造元:タミワ玩具株式会社 http://www.tamiwa-toy.com
●大きさ(箱):高さ20cm×横7.5cm×奥行き6cm
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<けん玉の歴史>
古くより愛されている日本の伝統玩具“けん玉”。近年では国内のみならず、お洒落な“ストリートスポーツ”として
世界中の多くの人々を熱中させています。
けん玉発祥の地としては広島県の廿日市市が有名ですが、
そのデザインが約1世紀前の呉市の人物によるものだと
いうことはあまり知られていません。
<けん玉の起源>
日本における“けん玉”の起源については諸説ありますが、
16世紀にフランスで誕生した「ビルボケ」が江戸時代に日本に渡ったとする説が有力です。
ただ現在のけん玉と違い、玉をのせる皿は1つ、穴のあいた玉を上下にのせたり、刺したりして遊ぶものでした。当時はお酒の席で楽しまれ、やがて大衆にも親しまれるようになりました。
<日月ボールの誕生>
大正時代の呉市は海軍や造船の町として栄え、東洋一の造船技術の他、食や娯楽等の文化も発展しました。そんな中、江草濱次という男性が、従来の“けん玉”から独自の進化を遂げた、現在の“けん玉”の原形となるおもちゃを発案しました。丸い玉は“日(太陽)”と、3つに増やした皿を“月”に見立て“日月(にちげつ)ボール”と名づけられました。画期的な玩具として生み出された日月ボールは、実用新案として大正7年(1918年)10月1日に出願され、同8年(1919年)5月14日に正式登録されました。その後、廿日市市にて生産が始まり、広島を皮切りに日本国内に大ブームを巻き起こしていきます。その後、昭和に入り愛好家たちにより幾度かの改良が加わり、現在の競技用けん玉となりました。
<けん玉の魅力>
誰でも手軽に遊ぶことができ、手にしやすく飽きの来ないデザイン、更には技の多さと無限ともいえる組み合わせの多様性、そして技が決まった時の感動と興奮は、日々多くの人々を熱中させる要因となっています。2014年からは、けん玉の世界一を決める「けん玉ワールドカップ」も開催されています。けん玉には年齢や世代、国籍をも超えて楽しめる“無限の可能性”が秘められているのです。